カーボンオフセットという考えは好きになれない。
ずるい考え方だとしか思えないから。
CO2 の排出量を削減しなくても、CO2 の分解量を増加すれば、
プラスマイナスでゼロだからいいじゃないかという考え方。
正論に聞こえるのですがじっくり考えるとやはりおかしい。
私たちが向かわないといけない方向は
CO2 の排出量絶対量を削減するころなのだから。
汚したら掃除をすれば良いという考え方ではなく
汚さない努力をしなければいけないという考え方なのです。
どんな小さな汚れでも完全に消すことなどできないのだから。
染み抜きをすれば汚れは落ちるのだけれど
目に見えないダメージを素材に与えてしまうから。
カーボンオフセットを堂々と唱えるのは・・・
問題の本質を理解できていないからなのだろう。