「動いているシステムには、手をつけるな。」
これはシステム設計に携わった方なら、一度は聞いたことのある有名な鉄則では?
「黙々と与えられた処理を止まることなく繰り返すシステム。」
そう、「止まらないシステム」であればあえて手直しする必要などない。
問題なく動き続けているシステムって希少で貴重なのです。
設計した方のワークフローについての知識と
システム化のために搾り出されt知恵の結晶なのだと思います。
なのに
「動いているシステムに、手をつけてしまうことがある。」
結果としてシステムが停止しワークフローが途切れる。
なんとも不毛な作業。
これは動いているシステムの生い立ちやポリシーを理解せず
システムから生み出されてくる成果物だけを強欲に得ようとした場合
よく陥る落とし穴なのです。
この苦い経験を繰り返した結果が
「動いているシステムには、決して手をつけるな。」
という格言のなったのでじは。
けれども
「動いているシステムは、必ずいつかは止まります。」
その時のための対策は
「動いているシステムと同じシステムを準備してスタンバイさせる」か
「全く新たなシステムを設計する」かでしょう。
この場合も「システムが止まらないよう手直しする」は
冷静に考えてもお得ではないようです。
「システムが止まらないようにする手直しが、さらにシステムを止める原因になる」
はは
こんな経験したこと多いのでは。