先日家族で温泉に行ってきました。
露天風呂は檜の浴槽で、木の香りに包まれて過ごす憩いの時間は格別のものでした。
私が子供の頃は我が家も木の浴槽でした。
当然桶も木製です。
今はどちらも温泉宿でしか見ることはなくなってしまいましたね。
木の板を組み立てて浴槽や桶をつくる、水が漏れないというのはすごい事だと思いませんか?
これは「技」のなすこと。
金属製の浴槽やプラスチックの桶は、水が漏れないのが当たり前のような・・・
これは「技術」が作り出した製品なのです。
技術の進歩は目覚しいしいですが、技は失われていくばかり。
技って物に魂を吹き込む術なのだと思うのです。
魂のこもった一品って見当たらなくなってきてますよね。