モバイル

携帯電話のテキスト・メッセージサービスの標準はSMSである。
SMSはGSM携帯電話向けのサービスであり、日本を除くほぼ全世界で
共通のテキスト・メッセージサービスとして利用されている。
携帯電話があれば自由にテキストメッセージを送受信できるのである。
ところが問題は日本を除くという事。
日本では、
「ショートメール」NTTドコモmova
「SMS」ドコモFOMA 、
「スカイメール」ソフトバンク
「SMS」ソフトバンク 3G
「Cメール」au
「Pメール・ライトメール」 ウィルコム
と、言う具合にキャリア毎にテキストメッセージのサービスが異なり
キャリアを跨いでのメッセージの送受信ができないのです。
日本では携帯でe-mailを利用する文化が出来上がっているので
不自由を感じている方は少ないかもしれません。
私が感じている不自由さは、
メッセージ受信のためにインターネット接続のオプション料金を
支払っていること。(パケット通信の基本料と通信料)
これにはWeb閲覧の機能も連動しており、誤ってウェブサイトに
接続すると高額な通信料が発生すること。
e-mailですので迷惑メールが付き物。
日本でもテキスト・メッセージサービスがキャリアを越えて
使用できれば、インターネットに接続する必要がなくなるため
端末のコストも、通信費も削減できるはずなのですが。
省エネ・省コストのテキスト・メッセージサービスの提供
日本の携帯電話サービスの各キャリアの責務だと考えます。